うつ病の症状からわかる克服策
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うつ病の症状は、日常誰にでもあることです。
ただ、重病化することで死に至る恐ろしい病気でもあります。
うつ病の症状は、精神に症状が出るものだと思われがちですが、体にも症状はでるので決して判断が難しいものではありません。
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ではどのような症状がなぜおきるのかということを知り克服策を見つけていきましょう。
マイナスな気持ち・イライラする
うつ病症状の一つ、精神の不安定は、ホルモンバランスによる症状もありますが、セロトニンという物質の減少からもおこる症状です。
セロトニンとは、神経伝達物質のひとつで精神を安定させる・活発にさせるといった物質です。
ただセロトニンは、ストレスや朝夜逆転のような不規則な生活に弱く減少しやすい物質なのです。
セロトニンが減少することで精神が不安定になり、憂鬱な気持ちやイライラなどが生まれます。
マイナスな気持ち・イライラするの克服策
セロトニンを増やすには日光をあびることが良い方法だとされています。
日光を浴びるとセロトニンが増加するためなるべく太陽を見るように早寝早起きが必要となります。
またリラックスした状態を維持することがセロトニンの減少を止めることにつながります。
例えば「温かい飲み物」が効果的です。
悩みすぎて頭が痛いというときは、脳の活動が活発になり神経が圧迫されている状態なので痛いのです。
そういったときに温かい飲み物を飲むことで脳の活動が穏やかになり神経が圧迫されにくくなります。
それによって体へのストレスがなくなり、結果セロトニンの減少を防ぐ効果が得られるのです。
眠れない・眠すぎる
正反対のことですが、眠れない・眠すぎるといった体の調節がきかないこともうつ病の症状です。
上記で説明しましたセロトニンは、メラトニンという物質とセットで動きます。
メラトニンとは、セロトニンと相対する物質で脳を眠らせる働きがあります。
メラトニンの分泌が昼間に多くなると眠すぎるといった症状が起きるのです。
つまりセロトニンとメラトニンの分泌のタイミングのズレが原因でうつ病の症状が起きるのです。
眠れない・眠すぎるの克服策
夜中眠れないという症状は、昼間よく動くことで調整できます。
眠くても少し我慢して睡眠時間まで寝ないという方法です。
また睡眠の状態に入る前に、脳の緊張をほぐすため温かい飲み物を飲むことも良いとされます。
電気を睡眠時間に近づくにつれて暗くし、目からの刺激を少しずつ和らげることも効果的でしょう。
まず代表的な症状と克服策から試してみることが、うつ病回復の道へとつながるのではないでしょうか。