躁うつ病を今は双極性障害と言う
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躁うつ病という病気をご存知ですか?
うつ病とついているので憂鬱な気持ちになる病気と思われるでしょう。
しかし躁うつ病は、最近では双極性障害といってうつ病とは全く違う病気のことをいうのです。
今回は、双極性障害を知ることで自分の行動を確認していき、健康な心を取り戻していきます。
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双極性障害とは
気分が躁(ハイ)のときと、うつ(ロー)の時が大きく揺れ動く症状が双極性障害です。
躁のときは、とても活動的になりますが、うつのときは躁のときの自分を振り返り後悔をします。
双極性障害の症状
双極性障害の症状として「誇大妄想」というものがあります。
誇大妄想とは、実際には無いお金や能力を自分は生み出すことが出来る、または持っていると思い込むこでとです。
このことによって金づかいが荒くなったりすることは予想がつきますね。
しかし双極性障害のさらに怖いところは、自分の身の回りの人々を傷つけたり、自分が後悔してしまうほど活動的になることです。
双極性障害の躁状態の場合、怒りっぽくなることがあります。
怒ることにより言いたいことに歯止めが利かなくなり、話している相手の傷つくところを的確に指摘してくるため周囲の人々とのコミュニケーションがうまくとれないのです。
双極性障害の躁状態の時、活動的になるということもあります。
アイデアやエネルギーが溢れるように出てくるため、仕事や勉強に熱心に取り組みます。
とても良いことのように思われますが、結果的に生み出されるものは、まとまりのない計画なので一向に終わらない場合が多いです。
完成させる前に飽きて投げ出してしまうなど、空回り状態がつづきます。
こういった症状の揺り返しがうつ状態のときに出てくるので、落ち込んだときは本当に辛いです。
だけに双極性障害は、「活動的なうつ病」と覚えておき、症状が出次第心療内科やカウンセリングに行ってみることが良い治療法でしょう。