精神科を受診することを拒む
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心が苦しいと感じ始め、体にも影響がでてくると精神科に受診しようと思い立つことはあるでしょう。
ですがなかなか受診できない。その理由は様々です。
精神科を受診できない理由
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経済面、社会面もあるでしょう。
しかし一番大きい理由は、「拒否をされたらどうしよう」という思いです。
自分の気持ちや悩みを話したのにも関わらず「あなたは病気ではないです。」といわれたら、この症状は「気のせい」というほか何物でもないからです。
「うつ病の人はもっと悩んでいる」と説教をされるかもと考えると受診したくないですよね。
だからといってそれを言われないために無理やり病気のように振舞うこともしたくないです。
なぜならちゃんと診断されずまったく違う治療をされては困るからです。
受診をする時点で「ちゃんと日常生活送れているじゃないですか」と考えられては困ります。
日常生活は、ストレスを与えられた状態でも動けるかに掛かっているのですから。
精神科の受診は患者ではなく家族でもOK
身近な人が明らかに異常がある場合、家族が受診することも可能です。
この場合、受診というよりも相談なので、薬の処方は難しいのですが、患者が家族の感想を聞いて行こうと思う気持ちになることもあります。
また患者本人がいない場合「本人の通院が必要なのか」を共に考えてくれます。
最終的には本人が必要なのですが、初回は家族に協力してもらうことも出来るので少しハードルが下がりますね。
精神科への相談は会社の関係者でもOK
例えば部下が指摘をすると突然怒り出したり泣き出すといううつ病の症状と似ている場合、部下に精神科の受診を強要することはできません。
嫌味やパワハラにつながり、女性の場合セクハラにもなり得るからです。
精神科ではそういった相談も受け付けています。
大体の場合、会社の社員に定期的なカウンセリングを実施することを薦められます。
またその場合の施設の紹介もしていただけるかもしれません。
必ず患者本人の来院が必要なわけではありません。
もっと気軽に受診できるような精神科が多くなるといいと思います。