精神科と心療内科で迷う
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「し・に・た・い」と検索をすると「うつ病ではないのか」と教えられます。
現在は少し調べれば大体のことは知ることの出来る時代なので検索カウンセリングとでもいうのでしょうか。
しかしいくら調べても百聞は一見にしかず。
現場に行ってみないとわからないことはわからないのです。
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そこで次に悩むことが精神科と心療内科の違いです。
心という文字がはいっているので心療内科の方がうつ病に近いように思えます。
しかし精神病というところでは精神科なのだろうかとも思いますよね。
では実際のところどっちが「うつ病の症状」に適しているのでしょうか。
精神科
精神科と聞くと敷居が高いイメージがあります。
心の病気よりも脳や体の異常についてだと思われがちですが、実は精神科は心の病気(精神疾患)を専門に扱う場所です。
そのためうつ病はこの中に入るのですね。
生活に支障が出るほどの強い憂鬱感を感じているのならば精神科といったところでしょうか。
心療内科
心療内科は、心身症という心が原因で体に異常をおこしている症状を専門に扱います。
例えば胃潰瘍、喘息などです。
ストレスが原因で胃が痛い、息が苦しいなどの症状には心療内科というわけです。
精神科の医師のいる心療内科
精神科という名前は、先ほど書いたように敷居が高いように思われます。
なにせ心の病気は、体に影響が出ない人もいるからです。
でも酷く疲れて動けないほど落ち込むということは体の異常なので病気に分類されます。
敷居が高いことを解消するべく精神科の医師のいる心療内科ができたのです。
区別は簡単、心療内科の前に「精神科」が書いてあれば精神科の医師がいます。
良くわからない場合は電話やメールでお問い合わせをしてみましょう。
通院に抵抗を感じる必要はありません。
周囲に「自分は弱い人間です」と言っている気がするのならばそれは大きな間違いです。
病院に行くという行為には「治そうとする勇気がある」という気持ちがこめられているのですから、あなたは強い人間なのではないでしょうか。