理解することで納得できる診察
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はじめて心療内科や精神科に受診する時、行く前のあなたはどのような準備をしますか?まず保険証とお薬手帳、そして現金を用意していきます。
ですが頭の準備を忘れている人が多いのではないでしょうか?
「謎の病気かもしれない・・・!」といった覚悟の問題ではなく、「あなたが受診する目的」を考えることです。
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「どうなりたいか」に応えることが病院の使命ともいえるので、コレはあらかじめ考えておきましょう。
そして忘れがちなのが知識です。
医師がぺらぺら~と話す診察結果の中に知らない言葉が多すぎてなんとなく「あ・・・はあ。」と聞いていたりしませんか?
豆知識でも知っておけば絶対診察内容がわかります。
そしてその方が心の動き方にも十分役に立つのです。
知識がなくて困る理由
心療内科では、心が一番重要です。
そのため医師と心が通じ合ったり、そこまでいかなくとも専門家の意見として信用できる人を選ぶ必要があるのです。
実際心療内科では、医師の変更を気軽にできるようになっています。
心を診断するので正直な気持ちが言えない状況を患者さんにつくらせないためでもあるのです。
ただ心の通じ方だけで医師を選んでしまうと完全に気が合うか会わないかの問題になってしまい逆に合う医師がいないと病院を転々とする羽目になってしまいます。
そのため必要なことが知識です。
どんなに小さなことでも良いので心の病について勉強しておきましょう。
うつ病だと診断されたいために心療内科に通うのではなく、うつ病なのかどうか調べてもらうために心療内科に通うのですから診断結果がわかるように知識は必要なのです。
知っておくべきこと
1つは、自分が疑っている病気の主なキーワードです。
うつ病ならば「セロトニン」と「メラトニン」、「抗うつ剤」について知っておくとそれだけで知識となるでしょう。
2つ目は、傷つく診察は避けるということです。
妙に言葉が厳しい人は医師でなくとも世の中にたくさんいます。
そのため長期の通院が必要な心療内科では、我慢せず通院できる医師の選び方をしましょう。
そうしないと「受診予約したけど医師に会いたくないなあ」と考えてしまい通院ができなくなるからです。
神経を扱う心の病の投薬治療の場合、無理な多量摂取が危険な薬が多いので次の通院までのピッタリとした適量しか処方されません。
そのため通院予定日がずれるだけでも患者さんに負担をかけることがあるのです。
理解しないと診断はわからないことばかりです。
わからない薬は飲む前に医師に疑問点を質問すること、医師の言うことを聞くのではなく、医師の言うことを参考にすることが心療内科では大事なことなのです。