パニック障害の症状
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うつ病などは有名な言葉ですが、パニック障害という言葉はあまり耳にしません。また症状が精神面の問題なのでうつ病と思い込んでしまっている人もいます。
例えば動機息切れやストレスを受けやすいなどという症状です。
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ただうつ病と違い日常生活の一部だけその症状が出るという発作のことを言います。今回はパニック障害について学んでいきましょう。
パニック障害の症状
パニック障害は、パニックな状態が突然起こる発作「パニック発作」が繰り返すことでおこる症状のことを言います。
大きな発表の場で失敗をしてしまったとします。
そのときの気持ちが脳に残り発表のたびに思い出してしまうというだけなら問題にはなりません。
しかし動機や手足の振るえ、胸の苦しみという体の異常や、駅など人ごみの多い発表とは関係の無い場所で起こるようになってしまうとパニック発作ということになります。
パニック発作によって「突然体がおかしくなる」という記憶が残り、人ごみを避けるようになったりバスや電車など密集する乗り物に乗れなくなる場合があります。
パニック発作の時、気絶をしたり嘔吐するなどして周囲の視線が痛いという経験になってしまうと「また同じことがおきたら困る」と思い外出することが恐いと思うのです。
この気持ちが1ヶ月続き生活に支障をきたすとパニック障害と診断されるのです。
パニック障害と向き合う
パニック障害は、親しい人のいる仕事場や安心する家では発作がおこらないため他人には理解しにくく自分も言い出しにくい障害です。
パニック障害を知らないまま生活に支障が出ていると自分が甘えすぎなのではないかと思ってしまうかもしれません。
最近でも精神病は甘えだという人が多く、ただ辛いことに耐えているのではないですか?
しかし人間の体に支障が出ればそれは病気なので休養や治療が必要だと考えてください。
「辛くなったら電車を降りる」
「辛いから病院に行こう」
「辛くて抱えきれないから人に頼る」
ということを考えておくだけでも心の負担は軽くなります。
逃げ出せないことが負担ならば逃げ出せる道をつくることが改善方法になるのです。