自己愛性パーソナリティ障害の治療法
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自己愛性パーソナリティ障害というのは、自分のことを過大評価しすぎることで理想の自分と現実の自分の差に困惑する障害です。
また理想の自分に近づけないことで周囲とのトラブルにも発展します。
多くの自己愛性パーソナリティ障害の人は、自分が理想の自分だと信じているため治療がしにくい状況になります。
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そのため周囲の人の助けが必要なのです。
自己愛性パーソナリティ障害の人の周囲の対応
自己愛性パーソナリティ障害の場合、周りからの批判や説教は特に嫌がられます。
誰だって「あなたは凡人だ」といわれることを嫌がりますよね。
そういう考えを持つと自然に自己愛性パーソナリティ障害の人に共感できるのではないでしょうか?
共感という気持ちは、どんな場面でも役に立つコミュニケーション方法なので、共感することは自己愛性パーソナリティ障害の人の冷静さを保つことが出来ます。
自己愛性パーソナリティ障害の主な治療法
自己愛性パーソナリティ障害の治療法は薬などではなく心の治療になります。
自己愛性パーソナリティ障害の場合、理想の自分とのギャップがおこす障害なので、ギャップを縮めることが大切です。
ギャップを縮めるには、理想の自分を縮めることが手っ取り早い方法ですが、逆に理想の自分に近づくことも手段のひとつです。
例えば小説や絵などの作品が賞に入選しない場合、一度や二度では入選しないこともあると考えることが理想の自分を縮めること。
入選するために編集部に持ち込みに行ったり、画力を上げるために学校や自分なりの特訓をすることが理想の自分に近づくことです。
後者の方が自己愛性パーソナリティ障害の治療として難しいですが、成功すると未来が光り輝くでしょう。
大きな目標に近づくには、小さな目標から達成するといいとききます。
良い評価をもらうためには、良い体作りからはじめるとして、最初の小さな目標は「夜早く寝て朝早く起きる」ことがいいのではないでしょうか。
また目標を達成するばかりではなく、達成できたとき自分を褒めることも大事です。
ただ自己愛性パーソナリティ障害の場合、自分を褒めるばかりで達成できなかったときに効果がありません。
そういったときに周囲の人々が優しく評価することで自己愛性パーソナリティ障害は、治療できるのです。