生き甲斐が感じられない原因
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うつ病で一番苦しいことは、「楽しい」が感じられなくなることです。
「楽しい」が感じられないという症状は、初期症状であり、その症状が続くことでだんだんと「生きている気がしない」という気持ちになります。
生き甲斐が無いと、どこに行っても楽しい気持ちになれず、経験による疲れが増すばかりで、行動しない、考えないことが幸せと思うようになります。
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しかし行動しない、考えないことで止まることはあっても進むことはできません。
では生きていないと思う原因は何なのでしょうか。
同じ生活の繰り返しで生き甲斐が感じられない
社会に出れば、仕事は決まった時間に行うことが多いでしょう。
会社員はもちろん、最近はアルバイトでも自由シフト勤務のところが少ないのでほぼ全員の社会人が同じ一週間を繰り返していると思います。
新しい出来事がない繰り返しの毎日は、刺激が少なく、その中でも「怒られる」「嫌なこと」などのマイナスな刺激ばかり溜まっていくのでストレスになるのです。
若い人にうつ病が多いのは、学生の頃新しい出来事ばかりだったのに、大人になるにつれて毎日の生活で見るものが新しくないと感じてしまうからなのでしょうか。
目標を叶えられる未来が見えない
目標がある人はたくさんいます。
将来の夢は~など考える人も多いでしょう。
しかし今の世の中夢を叶えるための道がふさがれているのではないでしょうか。
ただ生きるという一本道しか選択肢がなく、その一本道でさえ100パーセント安全と保障されていないので、ただ進むだけと考える人も多いでしょう。
「あきらめたらいけない」といわれてもただ見えない未来に向かって進むだけの人生は、「生きている気がしない」のかもしれません。
生きる意味を発見する
「生きる」を発見することは、自殺や事故など生死に関わることばかりではありません。
むしろ生きていない気がする人の方が「生きる」と感じる出来事が多いのではないでしょうか。
例えばお風呂で落ち着く瞬間が「生きる」、好きなものを見つけることが「生きる」なのかもしれません。