本当にうつ病なのか!非定型うつ病
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ある人が「自分がうつ病だと思えない」と言いました。
うつ病は、心の病気で神経伝達物質が減少したり体に不調がでる病気です。
しかしはっきりとわかるものではないので、アンケートなどでも診断をします。
そのせいかほとんどの方がうつ病と診断されても信じられなかったり、信じてもらえない場合が多いのです。
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それ以前に体に明らかな不調を感じているのにも関わらず、病院に行くことを拒む人もいます。
心療内科となると心の病気となるので、身内に知られたくないという不安があるのです。
嘘だと思われるうつ病
近年増加傾向にある非定型うつ病というものです。
非定型うつ病は、定型のうつ病(一般的なイメージのうつ病)と正反対の症状が現れるためうつ病だと認識されにくいのです。
例えばよく寝てよく食べることなどです。
うつ病では不眠食欲不振がつづきますが、非定型うつ病の場合健康に近い生活ができます。
さらに楽しいことには積極的になり、つらいことには気分が下がるため「甘え」「わがまま」などという批判を受けてしまうのです。
判断するには「以前の自分は真面目・良い子だったか」という質問で、イエスならば非定型うつ病ノーなら病気ではないということとされています。(診断方法のひとつです)
心療内科をすすめる
本人が調子が悪いと知っていながら、身内にうつ病がいることを拒み嫌がる周囲にも問題があります。
周囲の意見は、うつ病の状態だとそのまま受け止めてしまうため、「俺の子供がうつ病のわけがない」「あなたが病人だと子供たちになんていえばいいの?」「我慢できないのか」などという言葉がとてもつらいのです。
いってみれば、改善の道を通せんぼしていることと同じです。
精神病には周囲の力が一番大事なことなので、もしも「死にたい」「生きていることがつらい」と聞いたとしたら心療内科を勧めてみてください。
人は後戻りが出来ないので、進むしかありません。
止まってしまった身内を見つけたら手を引いて共に歩くことが必要なのです。