非定型うつ病は新しいうつ病
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新型うつ病という言葉を聞いたことはありませんか?
それは、今までのうつ病の症状と正反対だけれども憂鬱な気持ちが続く病で、20~30代の若い方に多く見られるうつ病です。
定型ではないうつ病、非定型うつ病は、周りから見ればわがままに見えるのでうつ病だと気付かれにくく症状が悪化する可能性があります。
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非定型うつ病の症状
一般的にうつ病は不眠や食欲低下などという症状ですが、非定型うつ病は寝すぎたり、過食症状がおこります。
さらに遊ぶことに積極的で気分の浮き沈みが激しいことから周囲には、わがままと考えられてしまうことがあります。
しかし生活に支障をあたえていることは事実で、楽しんでいると周りが思っていても、本人は楽しい気持ちではありません。
気分の浮き沈みが激しく他人を傷つける行為も、後々になって本人は恐怖や不安を抱え、自殺衝動や自分が悪いと何度も思い返すのです。
非定型うつ病の治療
非定型うつ病は、投薬や、カウンセリングはもちろん、生活改善というトレーニングでも治療が可能です。
一つ目に家事や仕事をして生きるための生活をすることがあります。
人間は、生きるために働き、生きるために食べて、生きるために寝ます。
生活リズムを整えるためにできるだけ働くことが大事なのです。
二つ目に体のリズムも整えることです。
例えば過食や過度な睡眠をやめて一日決まった時間に決まった量の食事、早寝早起きを欠かさずすることが体のリズムを整えるということです。
三つ目に日光を浴び、ストレスを抱えないことです。
日光を浴びることでセロトニンという憂鬱な気持ちを軽減する物質が多く分泌されます。
また、ストレスを抱えず家族や友達に悩みや不満を話すことでセロトニンを増やすことにつながります。
周囲に悩みや不満、不安を聞いてくれる人がいない場合、書き出すことで心に溜まったモヤモヤが紙に記憶されることから日記などもストレスを減らす良いことだとされます。
非定型うつ病は、決してわがままや自分勝手ではありません。
違いは、過去の自分が真面目できちっとした人間だったという点です。
周囲がうつ病だと理解することが非定型うつ病の改善につながるのかもしれません。